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ハイブリッドEV曳船の建造決定

当社は2025年前半にハイブリッドEV曳船を竣工させ、徳山下松港に配備することを決定しました。
新造船は大容量のリチウムイオン電池によるモーター駆動方式を採用し、陸上の急速充電器を使って充電することが基本設計となっていますが、作業中のバッテリー残量不足を補うための発電機を搭載したハイブリッドEV方式とします。

ハイブリッドEV曳船の特徴は作業中の二酸化炭素排出を極限まで抑制できる点です。発電機用燃料を段階的に次世代燃料(バイオ燃料等)に置き換えていくことで最終的には完全ゼロ・エミッション船とすることが可能となります。

西日本エリアへのエネルギー供給拠点としての役割を担う徳山下松港では、次世代エネルギーの需要や利活用方策、港湾の施設の規模・配置等について検討するため、2021年2月にカーボンニュートラルポート検討会が立ち上がりました。同港では2025年からはアンモニアサプライチェーンを稼働させる予定で、新たなクリーンエネルギー供給拠点港を目指しています。

当社は曳船事業の最大拠点である徳山下松港に於いて、クリーンエネルギー運搬船の入出港を、クリーンなハイブリッドEV曳船でサポートし、同港のカーボンニュートラル化に向けた取り組みをアシストしていきます。
新造船は2023年半ばに起工、2024年半ばの進水を経て、2025年前半の竣工・稼働開始を予定しています。

(本件に関するお問い合わせ先)
     株式会社シーゲートコーポレーション
     曳船事業部 河野 満治(かわの みつはる)
     TEL:082‐254-2425

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