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新造曳船「かざし丸」 が2020年7月29日に竣工しました

かねてより金川造船株式会社において建造しておりました曳船「かざし丸」(4,400馬力)が、この程竣工し、北九州門司港を基地として就航致しました。
弊社では曳船の性能及び装備の近代化を図っており、本船は通常のハーバー作業のみならず様々な海事作業にも対応すべく工夫を凝らして建造した最新鋭の大型曳船であります。また、弊社初のMLC(2006年の海上労働に関する条約)対応船として乗組員の労働環境向上にも配慮した船型と致しました。
本船の就航により弊社のタグボート船隊は従来にも増して皆様方のご期待にお応えできるものと確信致しております。

【主要目】

航海区域      沿海区域
総屯数        268屯
全長         37.20m
幅(型)       10.20m
深さ(型)      4.08m
満載喫水(型)   3.30m
主機関        IHI原動機 6L28HX型 2基
連続定格出     4,400馬力×750r.p.m(2,200馬力×2)
推進装置      IHI原動機 ZP-31、クラッチ搭載型 2基
(5翼スキュードカプランプロペラ スリップクラッチ付)
速力         14.80ノット
曳航力        前進56.5 後進55.5㌧

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